記憶を失った主人公の、それまでの生活の「無さ」、過去との「断絶」、そして今ここにいる自分から生まれる「人間関係」、そして「恋」、それが語られるのが1巻の『COLD SLEEP』である。
普通の記憶喪失もののように、軽々しく失われた過去を語ったり、記憶喪失を軽く扱ったりはしない。
読者も、主人公と同様、ただ、「何も覚えていない」という現実に放り込まれるだけである。
そして一から始めていく人間関係と、そこでの純真な恋、それが鮮やかに、しっかりと書かれている話だと思う。
(木原さんは痛い系の話が多いですが、『COLD SLEEP』は痛い系ではないですよ♪) 現在・過去・未来の現在記憶喪失もの大好物!木原音瀬さんは記憶というキーワードが好きっぽい。「子供の瞳」という本は記憶が後退して子供に戻った兄が「Loop」という本では前世の人格に乗っ取られる攻が出てくる。その木原氏が3冊といったら3冊なのだ。独りの記憶喪失になった男の現在・過去・未来を丁寧に辿って生まれ直させる再生の話。高久透という男が全く白紙の状態で放り出されて、年上の男・藤島に無条件に守られる。だが藤島は過去を語ろうとしない。……そう、木原氏は年下攻の名手でもあるのだ!
☆濃いです。SMとか調教とか、どちらかといえば苦手な方ですが、SMといっても傷付けたり苦しめたりはしないし、思いの強さが伝わってきて、とてもよかったです。心底からのSM好きには、物足りないかも。続編のMILKは、ちょっとショタ風味で、やはり大人同士の表題作の方がよかった。 この兄弟・・・兄と弟それぞれの二組のカップルのお話です。そしてこの兄弟はどちらもSで攻。とはいえ、どちらもソフトなSMカップルです。ソフトなんだけど、気が付けば身も心も拘束されてしまうようなSの見事な誘導が見ものです!?甘いタッチのイラストととてもマッチしてます。SMにちょっと興味ありの人にはおすすめかな。 この兄弟・・・二組のカップルのお話です。どちらもソフトなSMカップルです。ソフトなんだけど、気が付けば身も心も拘束されてしまうようなSの見事な誘導が見ものです!?甘いタッチのイラストととてもマッチしてます。SMにちょっと興味ありの人にはおすすめかな。