BLノベルズ★ボーイズラブ書店

最近はこういう関係が好きですね
山藍紫姫子先生のお話は本当に耽美で、かつ隠微度はかなり高く、 主人公の受が攻と結ばれるまでに、 必ずといっていいほど別の人間の陵辱を受ける…というシチュエーションが入ります。 最近は特に、未熟だが真摯な愛情を注ぐ若者と、 手管に優れ、強引すぎる行為が強すぎて嫌われてしまうような年長者に 同時に愛される受、という設定が多いように思われます。 設定が大きい割に、少し動きが乏しいような気もしますが、 BLですからそこはあまりこだわらずに。 濃厚な愛の物語を求める方にはオススメです。 挿絵も最近の本の中では内容とよくあっています。
淫靡な・・・
暗殺を請け負ったり、組織のボスから溺愛されていたり。その美貌ゆえに。
神父服に身を包んだ美貌の受け、という設定が面白い。

暗殺シーンなどはそこまで気にならない程度の描写なのでスラスラと読めました。
目に入れても痛くないほど組織のボスから溺愛されていたり、強引に受けを奪おうとする攻めも頼もしいです。

アダルトなお話が好きな人にはお勧めです。

フツーの恋愛って楽しい
明るくて、楽しくて、コミカルなんだけど
ちょっぴり切なかったりもして。
アパレル業界に勤める慎一と、7歳年下の義隆との
エロチックだけど一途で一生懸命で可愛いお話です。

好きだからこそ大人だから一歩引いてしまう臆病な
愛情のいじらしさとか、
振り向いてくれない相手に苛々して苦しくなる
幼さとか、
劇的なドラマじゃなくても、山のような葛藤がなくても、
フツーの恋愛って、実はすごく楽しいんだと思わせてくれる。
この作家さんならではの、
たいしたことない自分をどこまでも魅力的な相手が
丸抱えで愛してくれるドリームな部分も含めて（笑）、
1冊丸まる気持ちよく読める本です。

シリーズ完結編です
有罪からはじまったシリーズの完結編です。
流れる噂に、透也の不安はどういう結果を生むのか、是非読んで確かめてください。

過去２作では翻弄されるばかりだった印象の透也ですが、今回は自己の内面への対峙がしっかり描かれていて、納得のいくラストでした。

今までつかみ所がない印象だった穂高の本心も素直に理解することが出来て、シリーズの中で一番好きな作品になりました。
もちろん、ラブシーンの濃さは過去２作に勝るとも劣らないので、ご安心を（笑）

うれし〜
前作で終わりだと思っていたところ、新しく書き下ろしや短編、ネットで公開していたお話が盛り込まれてました。

穂高先生が可愛い〜と思う瞬間が来るとは思いませんでした。
もう透也と穂高先生の新しい話に会えないと思っていたので、ちょっとお得な気分でした。