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[ 文庫 ]
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秋霖高校第二寮リターンズ 1 (新書館ディアプラス文庫)
・月村 奎
【新書館】
発売日: 2008-12-10
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 588 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・月村 奎 ・二宮 悦巳
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カスタマー平均評価: 5
さすが! 期待を裏切らない作品!前作と同様、月村先生らしい小説です。
200%両想いなのになかなか上手くいかない主人公二人に萌えると同時に、
こんな学校生活送ってみたいな?と思わせる作品です。
読んだことの無い人、是非前3作から読んでみて下さい。 かわいい 待ってました続編。 すごく萌えます。前作から変わらず二人とも可愛いです。キスだけなのにえろい。とても不思議でした(笑) リターンズ! いち。 秋霖高校第二寮リターンズ 1 (ディアプラス文庫) (新書館ディアプラス文庫) 賑やかな面々が帰ってきました!二年生になったサトちゃんの新生活、前回完結ではもう時間の問題と思っていましたが、まだ彼らに時は訪れていないようです。今回は波多野さんラブの入寮者女子にやきもきしたり忙しいサトちゃんと時系列遡って一年次のバレンタインデーのサトちゃんに波多野さんサイドのショートで計3本。波多野さんのものは波多野さんのもので聡のものではないのね、スゴい理屈だわ波多野さん。春先の2巻が楽しみです。 いますぐ読むべし! 雑誌で読んでたので絶対面白いし萌えることがわかってた「リターンズ」。
でも文庫発売が発表された時に「1」がついたので、なんで?と思ってたのです。
「1」で正解でした。すごい、書き下ろしがすごく良かった! 月村奎にハズレなし!
初めての波多野視点に、もだえ苦しみました。も、萌えた……。
ものすごくドラマチックじゃないけど、友達がいて(オトコノコもオンナノコも)先輩や後輩がいて先生がいて。
高校生活の何げない楽しさがすごく愛おしい……。
BLなんだけどセイシュン小説だな?とかそんなことを思いました。
2巻もあるようだけど、書き下ろしのためだけにでも今すぐ読んだほうがいいと思います。オススメです。 待ってました!
秋霖高校シリーズ第四弾です。
待ってましたよ?!!
前作で一応完結、という形になってましたが、個人的にかなりモヤモヤの残る最終巻だったので・・・
主人公の奥ちゃん(奥村聡)は相変わらず「なんで自分が?」体質ですが、やっぱり一巻と比べると成長してますね。すぐセルフ突っ込みで反省してるし。
実はあんまりこういうタイプは好きじゃないんですが、ちょっとひねくれてるけどピュアなところが憎めません。
お相手の波多野は、相変わらずオレ様。
人間万事ージャンプ
バレンタインデー☆キス
スキ★ーデンイタンレバ
の三話収録。
私的に今作の魅力は、三話目の波多野目線でのお話。珍しく・・・というか初めて?(だった気がする・・・)波多野先生自らの心情を吐露して下さいました。
思った以上に聡を愛してる波多野の新たな一面に物凄く萌えました。
薄々気づいてはいましたが、想像以上でした。
嫉妬深かったり実は自信が無かったり・・・かわいすぎです。
二人の関係はチューどまりのプラトニックで、可愛くてもどかしいお話なんですが正直三巻までにデキデキにデキあがらず(ややすれ違い気味)、最後までいたしてないのが気になって気になって・・・
その分、心理描写や事の展開もその分ゆっくりで、頁も割かれてじっくり描かれているのは分かってるんですが。だから、偶にチューとかしてるとニヤニヤしながら読んじゃう。
このスローなペースのまま、でももっとイチャイチャしてほしい!最終的にはいたして欲しい(笑)
2巻は来年4/10発売予定だそうです。楽しみ?。
こういう、心がほんわかしてニヤニヤしちゃうような本は中々無いので続編が出て嬉しい限りです。月村さんの本の中で今の所一番好きなシリーズ。
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[ 文庫 ]
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ビター・スイート・レシピ (新書館ディアプラス文庫)
・月村 奎
【新書館】
発売日: 2008-07-10
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 588 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・月村 奎
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カスタマー平均評価: 3.5
うーん 雑誌掲載作の方はとっても面白かったです。
でも、書き下ろしはとっても残念でした。途中からうすうすそうなるだろうなと思っていたけど、なんというかどこにでもあるBLになっっちゃった感じです。
カップルになった後、受けが他の男に襲われる話なんて、そこら中にあるし、特にこの話は受けのキャラの性格がああだったので、ものすごーくがっかりしました。
前半の話が、とても静かに進んだので、後半も受けの心理を前面に押し出す感じで進めて欲しかったです。静かという表現もなんか違う気がしますが。個人的に、榊原が演じた役回りに小島を持ってくるとかがよかったかな。小島じゃなくてもそこは女の子にして欲しかったです。 長年のファンとしても・・・ 率直に言わせてもらうと、やはり既視感のある内容です。
家族との問題を抱えていたり、癒えない心の傷を持っている受と、それを包容力でもって受け止める攻、という構図は月村さんの得意とするところだと思っています。視点が暖かいので読後感が良く、新刊は必ず購入しています。
ただやはり今作に関しては、他の方も書いているとおり「spring has come!」に被る部分が多いと思いました。それを否定されている方が複数いる事に逆に驚いています。
また、ひきこもりだった受の今後についても、ちょっと「?」です。正直なところあれで生計を立てて行けるとは思えません。ずっと攻の庇護下にあるとの前提が感じられて、成人した男としてそれはどうなんだろう?と思いました。
白泉社ノベルス以来の月村さんのファンですが、今作についての評価は星のとおりとなってしまいました。今後の作に期待しています。
蛇足ですが、私の月村さん作品のお気に入りは「エンドレス・ゲーム」「レジーデージー」「believe in you」「もうひとつのドア」です。 やはり大好きです☆月村奎先生! とっても久しぶりの新刊に非常に嬉しかったです。
内容は、待った甲斐が、十分ある作品だと思います。
うまく説明出来ませんが・・・
月村先生の作品は
欲しい言葉をいつもくれる感じがします。
今回もそうでした。
お休みしたい方、疲れてる方、
自己嫌悪がひどい方・・・そんな方にお勧めしたい本です。
他の方と重複してしまう意見ですが・・・
私も、設定やキャラ等がかぶってるとは感じませんでした。
十人十色でしょうなので、いろんな意見があるとは
思いますが、かぶってると感じる方がいる事に私は驚きました。
まずまず… 久しぶりの月村作品。待ってました!!と購入しました。
引きこもりの心境だとか、親の抑圧だとかは細かく描写されていて感情移入はしやすかったし、物語にも入りやすかったです。
ところどころで織り込まれる月村節に、指先がチリチリするような切なさを味わえました。
が、何か物足りないという感じです。
主人公が立ち直る課程だとか、周りへの関わり方が最後まで甘くて「これで更正か?」と消化不良な気持ちにはなりました。
もう少し、お兄さんが報われれば…という気持ちもありますね。
もう一歩踏み込んだ内容を、期待したいです。 大満足の1冊 月村さん久しぶりの新刊。
このところ、シリーズ物や焼き直しが続いていたので
まずは読めて嬉しかったです。そして期待を裏切らない良さがありました。
焼き菓子屋(宇佐見)×引きこもり(健太)というカプ設定がまず良かったです。
健太が何故引きこもるようになってしまったか、
そして健太がやたらに明るい宇佐見と出会いどのように変わっていくか。
雑誌掲載分だけでここら辺がギュッと濃縮されていました。
引きこもりという設定なので、最初は受けがウジウジして鬱陶しくなるのかなー?
と思っていましたが、そこは月村さん。そこはまったくなかったです。
攻めの宇佐見もすごく魅力的な人物でした。
佐倉ハイジさんの挿絵もとてもキュートで
月村作品とここまでマッチングするとは思いませんでした。
あと、私個人の意見ですが
「Spring has come!」と似ているとは思いません。
キャラの性格が両方ともまったく違うと思いますが・・・。どうなのでしょうか。
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春待ちチェリーブロッサム (新書館ディアプラス文庫)
・松前 侑里
【新書館】
発売日: 2009-02-07
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 588 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・松前 侑里 ・三池 ろむこ
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カスタマー平均評価: 4
うん… 三池氏の絵に誘われて購入。松前氏の主人公もだいぶかぶり始めてきましたが、それより、この人の書く女子は大抵うざいですね。脳内排除に徹しています。
松前氏がたまに書く気障な描写が結構好きですが、それを発生させる人物は限定されていたほうがよかったかなと思います。
告白→お約束までの移り変わりはナイスでした。さすが。
ふたりの出会いが実に可愛く、加えて主人公のツンデレ加減も(感情移入しなければ)とても可愛いので、「松前氏の著書を買うのは初めてだ」という方にはおすすめです。
ただこの人の著書をまとめ買い&まとめ読みするのは絶対にやめたほうがいいです。間隔あけて読みましょう。「あれ?この話、前にも…」という錯覚に陥りかねません。何せ攻めも受けも似たようなのばっかりですから。
本編には関係ないのですが、扉絵の、受けの左手が面白いことになっている件についてはノータッチなんですかね…? やさしい雰囲気 松前さんの書く主人公は、勝手な思い込みで空回りしてしまう少年が多い印象。あまりにもウジウジしてると苦手なのですが。
この主人公もちょっとそんなところがありますが、前向きで体当たりしていく勇気があって好感が持てます。ちょっとわがままなところもいじらしいところも、これは先生も惚れる!という可愛さ!お互いに必要としているのが分かる、優しい空気が文章全部から伝わります。その優しさに絵もぴったり。
先生の方がいつ悦也を好きになったのか知りたいので、先生の語り文でも同じ話が読んでみたい!
優しさを感じて下さい 松前さんの書くお話は本当に優しくて、愛しい話です。 片思いに悩む主人公に自分を殺してアドバイスしてくれる優しい先生。 初めての感情にヤキモキイライラする主人公が凄く可愛いです。 また、二人を取り巻く環境と家族や友人達も味があって面白いです。 LOVEは低めですが、二人の距離に癒される1冊です。 とにかく可愛い! この時期にはピッタリのお話です。先生×生徒という好きな人は好きなCPで、受けの男の子がやきもきしてるシーンがとっても可愛い!どちらかというと糖度高めなお話なので甘いのが読みたい方にはオススメです。三池ろむこさんの柔らかいタッチのイラストもこのお話の雰囲気にピッタリです。
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不実な男 (新書館ディアプラス文庫)
・久我 有加
【新書館】
発売日: 2008-08-09
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 588 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・久我 有加
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カスタマー平均評価: 5
攻の気持ちがわかります(≧ω≦) 劇団員(26)×市役所職員(26)の お話です。 受は 一度も恋愛感情を持ったことのない自分に「欠陥のある人間なのか」と 悩んでいます。 そんな彼の初恋物語です。 作者の「あとがき」によると 「性格がソフトSな攻 モエ」だそうです。 SといってもSM物語ではありません。受視点の本文では、攻はとても優しく、おおらかです。 ただ、最後の書き下ろしは 攻視点で・・・そこで「あ?なるほど ソフトS!」と 思いました。 受が かわいすぎて ついつい(*^_^*) 受が何か悩んでいると気づいていても 気づかないふりをしてしまう・・・て 感じです。 とにかく 受が かわいい。私にはツボでした。 読んでいて 攻の気持ちがよ?くわかる!!!と 共感してしまいました。 大概、書き下ろしって オマケみたいなかんじが多いですが、この本の書き下ろしは うまい具合に物語をシメてくれました。・・・ 久我有加さん あなどれない・・・ と思わせる一冊でした。 ほんわかな感じで・・・ 他の方が言われていた通りで、ほんわかな感じで優しい気持ちになれます。主人公がカワイイなぁと思いますが、主人公の恋人みたいに見てくれる人が傍に居るっていいですよね。初めて、この作家さんの話を読んだのですが買って良かったです。 ほんわかです 関西弁で会話が進んでいきます。
なので、関東弁で話が進むのとちょっと雰囲気がほんわかする気がします。
なんというか言い回しがやわらかいというか。
本気で人を好きになったことのない主人公は、相方が本当に大きな愛で本当に包んでいるんです。時にはちょっと引いてみたりして。
相方は本当に本当に主人公のことを大事にしていて、カワイく見えてしまって、そしてよく見ていてくれるんです。
ゆっくりゆっくり好きになっていく主人公を待ってるんです。いいですよ?。
こんな相方が欲しい…。と本気で思ってしまいました。 胸がキュウとなります。 初めて文庫を読みました。いつもはマンガしか読まなかったのですが、富士山ひょうたさんが大好きで、思わず手にとりました。読んでみるとすごく胸がきゅうってなりました。本気で人を好きになったことのない主人公が、ひょんなことから知り合った相手に大事にAされながら、意識し始める。だけどそれが恋だとは気付かない。だって、恋をしたことがないから…。それでも主人公をやさしく合いで包んでいく彼。こんな風に大事に愛されたいって思うような内容でした。
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オールトの雲 (新書館ディアプラス文庫)
・一穂 ミチ
【新書館】
発売日: 2009-03-10
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 588 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・一穂 ミチ
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カスタマー平均評価: 4
オールトの雲 はっきりいって期待はずれ。
太陽も流星も良い子過ぎて読んでて気持ちが同調しない。
もやもやした読後感の残る作品。
むりやりHシーンいれてBLにしなくてもいいんじゃないのかなって作品でした。
友情止まりで十分 評価が高いので読んでみましたが期待はずれ。主役二人の関係が恋愛まで行くには無理があるように感じました。友情止まりで…ましてや体を繋げるところまであるとは不自然で。そして、流星の父親が凄くいい人だったので亡くなった母親のせいで流星が寂しい思いをしたとしか感じられなかった。父親への流星の手紙からは父親が好きな気持ちが溢れてる。いくら太陽が好きでも、説得力が薄い。もう少し太陽に対する執着というか愛情が感じられるエピソードがあればすんなり感動出きるのに…残念です。最初は太陽視点の独白というか説明中心の話の進め方が、長すぎて飽きてしまうので忍耐が必要。括弧付きの文章は邪魔。素敵な言葉を使うところもあるので、今後に多少期待?同じ傾向が続くならこれまで…ですね(苦笑) 少し違和感が残った。 前作で思った通り、読ませる文章を書かれる作家さんだと思いました。
ぐいぐい読んでしまいます。
人物も生き生きと個性的に描かれています。
流星がかたくなで、太陽しかいないのはなんとなく分かりますが、この感じだと友情くらいが適当かな、男同士の恋愛にまでいかないのでは?と、なんとなく違和感が残りました。
それを入れないとBLにはならないんでしょうが。
久しぶりの再会も流星、太陽をほったらかしてるし・・ね。
想像しても、大人になって二人が重なる将来が浮かばない。
たぶん流星は星関係の仕事で外国に住みそうだし、太陽は日本で普通にサラリーマンとかやってそう。そしてお互いの家族同士で一年に一度くらい会ってそうな感じ。
なにかもうひとつ決定的なお互いでなくては、と思わせるものが足りない気がしてしまうんですね。
しかし、タイトルと表紙イラスト飛び切りセンスが良く素敵ですね。
幼馴染 内容は高校生同士の淡い恋。
幼馴染でもあります。
このお話の魅力は圧倒的なリアリティ。
普通のおうちのどこにでもいそうな二人の普通の恋。
それをぐいぐい読ませる筆力はすごいです。本当に文章が上手。
ピュアで幸せで、ちょっと切ない話が読みたい方にお勧め。
互いを大切に思う二人の姿が素敵です。 帯の推薦文に書かれているように乙女心が
キュンキュンする少女漫画テイストの作品です。
主人公の『太陽』は幼い頃、両親の離婚が原因で
隣家に越してきた少年『流星』と出会いますが、
他人に心を開かない『流星』にただ一人、
心を許してもらえる存在として成長します。
普通の家庭でびのび育った心優しい少年『太陽』と
近寄り難い雰囲気で整った外見が人目を惹く『流星』。
高校生になった二人は互いへの恋を自覚し、ときおり
キスを交わす仲になりますが『流星』の母親の死により、
離婚した父親の元で暮らすかどうかの選択を迫られます。
作中では当て馬も、意地悪なキャラクターもいませんので
一見すると淡々と物語が進んで行くように見えますが、
互いを大切に思う二人の心の動きや、別離を予感しながら
恋を育む姿が心に切なく響きます。
一穂ミチ作品を読んだのは本作が初めてですが、簡潔で
儚げにキラキラと輝く静謐な文章に好感を持ちました。
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[ 文庫 ]
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秋霖高校第二寮〈1〉 (新書館ディアプラス文庫)
・月村 奎
【新書館】
発売日: 2002-02
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 588 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・月村 奎
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カスタマー平均評価: 5
まさかの再販? いまや入手不可になっていて、私はつい先日電子書庫で購入したばかりなんですけど、いつの間にか再販しておりましたね。もちろん買います。出費は倍になりますけど…。本編ですが、主人公(サトちゃん)の一人称視点で物語は進行します。サトちゃんの感情の移りかわりが見ていて飽きないし、共感出来ます。なにより波多野さんがツンデレ…というより傲慢な感じで大好きです。言動にいちいちドキドキします。がやがや賑やかな雰囲気もコメディちっくで楽しい。内容がしっかり詰まっていて読みやすい文章なのですらすらと読めてしまいます。 じれじれの歴史が始まる 「秋霖高校第二寮リターンズ」が文庫化する(ハズ?)のを待って、予習がてら読みました。
波多野、しょっぱなからすっごいツンデレですね。しかも、この頃はかなりツンツン。
これで「気になる」と思えた聡は、ある意味すごい大物なのでは? 自分のこと凡人だって謙遜してるけど。
すっごく面白かったです。2巻も即読みます! チラリズムの境地みたいな・・・ この人に恋してるってわかる一歩前の片思い3分の1ぐらいのビミョウな感情がすごくかわいくて、主人公にめちゃめちゃ共感してしまいます。 寮にいれば毎日会えるけど、寮がかわってしまえば学校でも無視されるわ、いやがらせされるわ散々な目にあうのに、主人公がすごく健全でほっとします。 BLだとどうしても二人の仲が進展することに終始してしまいがち(読者もそれに期待しすぎ)だけれども、主人公の心の動きがとにかく新鮮。 もう高校生じゃない身分としては、すごくはっとさせられて、読み終わったあとむやみにうれしくなりました。おすすめです。 双子が好き のんびりした話の展開になごんだ〜美形だけど性格キツイ高校生作家と、自分のことをつまらないと思ってる主人公。二人と寮が同じの双子の姉弟にカリスマ教師・・・高校生作家の言動にイライラ・むかむかしたけど、なんだかんだ言ってお互い好きなのね☆どうなるんだろっ。続きが読みたいな〜
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[ 文庫 ]
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雪よ林檎の香のごとく (新書館ディアプラス文庫)
・一穂 ミチ
【新書館】
発売日: 2008-07-10
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 588 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・一穂 ミチ
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カスタマー平均評価: 4
まわりくどい表現に振り回される 評価が高かったので期待していたのですが・・・残念・・・!
頑張って沢山の語彙をひねりだして“文学ぽさ”を出しているのかな、
といった印象を受けてしまった。
もっと言葉を選んで簡潔な文章でも、同じ試みは出来たんじゃないかな。
主人公二人が惹かれあう心理が見えない。
えっ、いつの間に? と思うと同時に
何故この先生なの?、何故この生徒なの?、何故男同士なの?
全て「なんとなく・・・」といった感じ。
それと無駄な会話(カギカッコ)が多くてペラペラとページがめくれてしまい
実質これ何ページだろ?と思わずにいられなかった。
あとこれは完全に個人的な好みの話なのですが
セックスの最中に軽い会話が交わされてると萎えてしまうなあ。
期待はずれ こちらですごい高評価を受けていて、気になり買ったのですが高評価のレビューだけでなく、低い評価を付けられている方の意見もちゃんと見ておけば良かったと後悔しました。低評価の方のおっしゃっているよう受けがなぜ攻めを好きになったかという過程がちゃんと書かれていません。いきなり受けが、そうだ俺は先生が好きなんだと言いはじめた時は驚きました。それに攻めに魅力がないと感じたのも同感です。 過去の経験もあり、恋人はもう作らないなどと言っておいてアッサリ受けと結ばれ、卒業までHしないと言っていたのに未成年をホテルへ連れていきH。 受けは健気で可愛いかっただけに、あんたホントにこの男で良かったのかい?と聞きたくなりました。 どう考えても高校生には攻めの過去はちょっとへビーすぎるかと。 確かに悪く無い 大絶賛のレビューが多い中、辛口批評もチラホラありますねぇ。
私も後者になりそうです。
透明感漂う文章力は、確かに魅力的。
ただ、この雰囲気&設定だったら、男教師×女生徒の方がハマったんじゃ.....?と
思わずにいられなかった。
お互いゲイではないのに
何故男×男でなければならないのか、と言う差し迫った物を感じなかったし
男同士と言う葛藤も、イマイチ希薄。
基本的に、私は、BLに魅力的な女性キャラは無用、と考えている派なのですが
その点でも本作はマイナス.......
幼なじみの少女が可愛くて.....受けも攻めも、こっちとくっついた方がいいじゃん?
と言う思いが始終つきまっとって困った。
BLとは、“同性を愛してしまった葛藤との戦いだ!!”
“病的なまでに、お互いに固執する執念の炎が見たい!!”
と言う、私のような人間にはちと物足りない作品。
ただ、読んで損したとは、思わなかった。 心暖まる こちらのレビューを見て、評価が高かったので購入してみましたが正直…予想以上に大当たりでした。特にあの雰囲気、優しい感じが好きです。他、評価の低いレビューの方が心理描写について色々言っていましたが、私は特に気にせず読めましたよ(あくまで“私は"ですが) 挫折… 内容については割愛。文章は、文学も読んでる人なのかなという印象。BL以外の作家さんには、こういう書き方の人もいるなという感じで物珍しさや驚きはありませんでした。ただ、読ませる力はあると思いました。けれどキャラクターが苦手でした。今時さ漂う、受である生意気な口をきく生徒と、攻である先生のやり取りの軽さからは、生徒との年齢差を感じられなくて好きになれませんでした。先生のキャラクター、ノリ(?)は、私の時代の先生からは考えられない軽さというか奔放さというか。最近は、普通なんでしょうか? これ。もちろん物語なのでフィクションなのは分かっていても、受け入れ難い先生像で耐えがたく、特に受に共感できず、途中で挫折しました。残念です。
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[ 文庫 ]
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パラダイスより不思議 (新書館ディアプラス文庫)
・松前 侑里
【新書館】
発売日: 2008-10-10
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 588 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・松前 侑里
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カスタマー平均評価: 5
さすがですねぇ 動物の言葉が解る漫画は 以前より他社の連載で見ておりましたが、これは小説。
しかもハズレの無い 松前氏による・・・動物好きの自分としては、当然期待が膨らみます。
大きな出来事や派手な設定は、いつもの通りありませんが、相変わらず、うまいですねぇ。
ホンワカして、時にジーンと目頭が熱くなり、思わぬところでプッと噴出す。心地良いです、その絶妙な間合いが。
同居する動物達もいい味出してて、予想通りGOODでした。
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[ 文庫 ]
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狂おしい夜を止めて (二見シャレード文庫)
・杏野 朝水
【二見書房】
発売日: 2009-07-23
参考価格: 650 円(税込)
販売価格: 650 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・杏野 朝水 ・黒埜 ねじ
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カスタマー平均評価: 3
…ネガティブすぎ? あらすじに惹かれ購入。再会ものです。
霞(受け)は高校生の時、同級生の恭平(攻め)と付き合っていたが恭平の母に見つかり反対され、自分から恭平の将来の為にわざと傷つけて、別れを切り出す。
それから15年。霞は亡き姉と不倫相手との間の子供(翼)を引き取って育てていた。自身の餓えから刹那的な享楽に耽るも心は満たされず…。過去の思い出に囚われたまま。
そして、翼の塾で先生をしている恭平と再会。けれども昔の思い出を敢えて踏みにじるような言動をとってしまう。
…とてもネガティブな主人公です。
また自殺すら考えていた…というけれど別れてそこまで思いつめるのかが理解出来かねました。受けの一人称なので共感出来ないと読み手もストレスを感じるかもしれません。
既視感もあり、特に大きな山とかドラマチックな展開もなく…。サラッと終わってしまいました。
イラストも表紙は良かったんですが、中のイラストはかなりイメージが違います。
中の絵はかなり引きました。顔が…大きいです…。
「イラストと物語は別物」と割り切れれば良いのでしょうけれど私は影響される方なので気になってしまいました。
内容はシリアス展開だったのですが、主人公の独り善がりな気がしてしまい、あまり深みが感じられないお話でした。かなり甘く☆3ですが、イラストを含めると☆2が正直なところです。
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[ 文庫 ]
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秋霖高校第二寮 (3) (ディアプラス文庫)
・月村 奎
【新書館】
発売日: 2006-10-07
参考価格: 588 円(税込)
販売価格: 588 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・月村 奎 ・二宮 悦巳
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カスタマー平均評価: 4.5
リターンズが楽しみ! 亀の歩みの二人がとっても楽しかったです。笑った。きゅんとした。ほろりとした。萌えた。あ?面白かった!
リアルタイムで読んでた人はじれじれしただろうなと思うのですが、こんなBLもイイですよ。
雑誌のほうで続編を読んだので、そちらが早く文庫になりますように……と祈りつつ、再読して待ってます。
オススメ! や、やりきれない! 今回3巻が出てまとめ買いし、一気に読み進めました。派手に笑えるわけではないけれどついついニヤッと顔が笑ってしまう感じで、月村さんってこんな感じの話しも書けたんだなぁと思いました。しかし最後まで読み終わったあと最初に出た言葉は「えぇー…」けっして内容が悪いとかではありません、むしろ寝る事も忘れるほどすごく面白い。いやでもこれは…一気読みした私でさえこんな気分になるのだから最初から地道に一巻ずつ追いかけてきた人はほんとにやりきれないだろうなぁ…なので☆は四つで。とはいえ秋霖高校第二寮、本当にオススメです。たまにはこんなやりきれない気持ちになるのもよいですよ(笑) 焦らされて幾年月 唯我独尊・波田野、奇天烈・藤井シスターズ、アロハ監守・石田先生。
彼らに振り回されつつ最近じゃそんな生活にちょっと幸せを感じていたりする、おさんどんな主人公・聡。
そんな第二寮面々の可笑しなやり取りと、肝心の波田野と聡の恋の行方を書いた最終巻。
面白かったが、数年間に渡り焦らされ続けたこの行き場の無い思いはどこへ行けばいいのでしょうか。
★が一つ少ないのは、ええ、一読者の足掻きですとも(苦笑)。
それでも本巻P231?234にかけての波田野セリフと、最後の最後でやっと出てきた「聡」呼び。そして二宮さんのサービスショット絵。この作品に関してはそんなシーンがあるだけでも幸せなんです。シリーズ通して言えば一番美味しいかもしれない。
言いたい放題の割りに最後まで手を出さない波田野は、出さないのではなく『出せない』ヘタレ?期待なんて、してませんよ。ええ、してませんから・・・。
ああ、これが秋霖だよな・・・と再認識しただけです。
しかし波田野の嫉妬だったり、聡だけは特別という思いは文章の端々から十分こちらに読み取らせてくれる。
この辺り、やはり月村さんは上手いなと感じ、全編通してニンマリし通しの内容だった。
が、欲を言えばもう少し波田野の言葉で色々聞きたかったかもしれない(笑)。
末巻には望と石田の話。
このシリーズには通して独特の「ほのぼのとダークの混在」がある。
2人のお話は下手をすると主役カップルよりも印象に残るもので、わずか10Pほどの内容だが読み応えがあった。 完結編 1巻が出てからのんびり続いて来たシリーズの完結。
シリーズものは世にたくさんあれど、学園男子寮というさしたる派手なシーンもない設定で、
巻を追うごとに読むのが楽しみに、おもしろくなっていったものなんてないと思います。
平凡な家庭に生まれ育った世話焼き男の子(攻め)と、施設育ちで現役高校生作家の男の子(攻め)
ぶっきらぼーで冷たいけど、つい放っておけなくて世話を焼いてしまう、
次男のくせに長子気質な、おかーさんみたいな受けが大変かわいいです。
そして寡黙で何考えてんだか分かんない攻めも、この巻では気持ちがはっきりします。
個性豊かな脇キャラたちと、変わり者の攻めに一緒に振り回されて翻弄されているうちに、
読む側もなぜだかこのお話が大好きになっている。まさに月村マジック。
ベッドシーンは未遂で終わりますが、そこもこのシリーズらしいほのぼのさがあってよかったかな。
そのへんを含めて続編をものすごく期待したいところなのですが・・・どうだろう。
未読の方にはぜひ1巻から、胸を張っておすすめしたいシリーズです。
そして1巻は読んだけど、出るのが遅いから挫折しちゃったわーな方にも、ぜひぜひ再読ののちお手にとっていただきたいです。
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