「緑あふれる小説家の家にアルバイトに行った主人公が、蜻蛉のような「先生」と、処女のような「先生の妻」に出会い、恋をする」と言う話なのですが・・。
最近(2005年)よくあるような、軽い話ではないです。どこか「背徳的」な香り漂う話でした。不倫、同性愛、そんなことが後ろめたさと共に語られるような。
生い茂る夏、背徳の中で互いのみを見つめる二人の話でした。印象深い話です。
ポケットの中の小さなお菓子で自分を慰めながら、一生懸命生きている少年が幸せになっていくまでのお話です。 泣けました読みながらボロボロと泣いてしまいました。悠は天涯孤独の身の上。そして、小さな幸せは、ポケットの小さなお菓子。そんなとき出逢った弁護士の浅羽。浅羽と出逢い、ポケットのお菓子がいらなくなった悠。でも、行き違いで、また、お菓子が必要になってしまう。切り詰めた生活の中から悠が浅羽にこっそり贈り物をする場面で泣き、浅羽にまたお菓子に頼っていたのを知られてしまった場面で泣き、とにかく一生懸命な悠の姿に泣きました。 まあ、普通。天涯孤独になった少年と偶然であった弁護士が食事を奢ってくれる事になり…。少年が健気っていうか、可哀想。