三四郎とカイの関係が進展するこの巻は見逃せませんよ〜!カイの過去も少しあらわになっちゃったりも・・・。
物語は、人材派遣会社「エスコート」で秘書を努める19歳の律と、トップガードの延清は、同じ部屋で暮らしていて、数え切れないほど肌をかさねていても、二人の関係は「恋人」ではなく延清が律の「飼い主」。 出会いは、見知らぬ男たちに乱暴されかけていた律を気まぐれに助けた延清は取引材料として律の身体を要求したことから始まります。
物語的には「痛い系」に入るかもしれませんが、「痛い系」が苦手な私が夢中になって読みました。義理の父と兄から性的虐待を受けていた律が実母から肉体的虐待を受け、心と身体に数え切れないほどの傷を負い、人を愛するという感情が理解できない延清に「教えてあげるよ。あなたはぼくを愛してる」と言います。 そして律を「愛している」という自分の気持ちに気づかずに、「愛」という感情に戸惑う延清は、もう!乙女心鷲掴みっっです。 律が教えてあげるといった答えがわかるまで律がそばにいてくれるなら一生その答えをわからなくてもいい、と延清が思うシーンはちょと涙がでました。それが「愛」なんだよ、と教えてあげたい(涙) 傷を舐めあい、慰めあう二人ではなく、お互いの傷を確かめ合い、その傷こそが自分達であり、癒すのではなく、傷ごと包み込むような二人の愛し合い方は、穏やかであり激しくもあり、まだ痛々しいほどです。 「エスコート」シリーズの中で一番人気のあったお話、思わず納得です。勿論、ほかのお話もとても面白いです。2005年には4冊目が出ます。まだまだ終わらないこのシリーズ、早めに読んでおかないとっ!! まんぞくvv同じリンクスロマンスから出ている「エスコート」の続編です。ただ、毎回メインの二人が変わっていく作品なのでこの本から読んでも、全く問題はないと思います。
エスコートという人材派遣会社に秘書として働く19歳の律とボディーガード部門のトップ・ガードである延清のお話。人気のない公園で見知らぬ男たちに襲われた律を
通りがかった延清が、身体を取引条件に助けた事から二人の関係は始まります。
最初にこの設定を見たときは、正直びっくりしましたが二人それぞれに、生い立ちに暗い事情があってそのあたりに焦点を置いて話が進んでいくので、あまり気にはなりませんでした。お互いに確実に惹かれているはずなのに
生い立ちのせいで愛情を認識できない延清と、律の二人がゆっくりとステップアップしていく姿が素敵です。
作品自体はわりとテンポよく進んでいくので、サクサク読めます。かなりお勧めの作品なので、是非読んでみてください。