まだ1巻目ということもあり、メインの恋愛はちっとも進んでいませんが、丁寧な心理描写で、気ままな大学生たちの抱える想いを丹念に描いています。青春小説とも読めるような爽やかな空気を孕んだ作品です。次巻以降のラブにも期待しています。 待ってました相変わらず上手い。描写が丁寧で繊細。状況が分かりやすい。あたりまえなようでもそれができる人って少数で、モノローグどころか会話でも「これってどっちのセリフなの?」と思ってしまうことが多いから、そういう心配しなくていい高遠さんの本を心待ちにしていました。読んでいると、三木の息遣いが聞こえてくるようです。フッと顔を巡らした先に、手の届く場所にいるような気がして。まるで自分がきなこ(作中に登場する猫)になった気分。早く続きが読みたいです。欲を言うならば、色気が足りない。高遠さんの本は全部読んだけれど、匂いがしないというか。体温は感じるけれど無臭、みたいな。そこが持ち味なのかなあ。すごく透明な印象の文体だし。
この小説のキャラの性格が小まめで関心しました。
続編の単行本からどんどん凄いことになっていきますが・・・(笑)
とにかく私的には大好きな作品です。おすすめです。 いいです!私がはじめて買ったBLがこれですいいです!本当に!!リアルさがあります!!ドラマCDよりも細かくなっていて分かりやすかったですリアルなBLです 泣きました。私はこの小説をドラマCDから先に知ったのですが、CDを聞きながら、うっかり泣いてしまいました。
人物描写がとにかく素敵で、主人公の篤臣と江南がとても魅力的に描かれています。また、複線として描かれている日常のちょっとしたエピソードがすごく丁寧に書かれていて、それも私は好きです。
ジャンル的にはボーイズラブということになってしまうのでしょうけれど、BLというジャンルを超えられるだけの力を持った作品だと思います。 泣いてしまいました。私はこの作品をドラマCDから知りました。大変失礼な話ですが、「所詮BLCD」とあなどっていました。ところが、最後まで聞いたときには、すっかりはまってしまい、ぼろぼろと泣いてしまいました。ラストのほうで江南が篤臣に向かって言う台詞は、本当に泣けます。
ブックレットに短編が載っていたのですが、些細なネタと言うか、ちょっとした複線にすごく感性があふれていて、読んでいて優しい気持ちになりました。読んだあとの後味がいい文章でした。
感性という意味では、村山由佳さんの作品と似たものを感じました。
BLというジャンルに苦手意識を感じている人でも特別抵抗なく読めると思います。(どんな小説でもゲイが出てくるだけで駄目という人は別ですが)BLというジャンルを超えた、いい作品だと思います。