聡が、肉体的にも精神的にも屈服させられていることを皮肉って、『飼い主様』と呼ぶ山極に強烈なほどの存在感があり、その一挙手一投足に目がくぎ付けになりました。
左眉のところに小さな梵字の刺青を入れた容貌は、整ってはいるけれど凄みを帯びたもので、聡を手に入れるために聡の家族を皆殺しにしたり、その他にも、彼が聡に執着しているのが分かるエピソードがいくつかあるのですが、そこまで執着している聡でさえも、殺すと決めれば躊躇せずにそうしてしまうのではと思えるほど、彼にはどこか壊れた感じがあります。
どんな結末を迎えるのか、ハラハラしながら読みました。
愛澤もいい男なのですが、私は山極のほうに目が行ってしまいました。
なので星三つ。