とはいえ、ラブラブ甘々熱々の二人は健在だし、悠季の前には難題が山積み。挙句の果てにはスイートホームへの乱入者!いつも通り、ワクワクしながら貪るように読みました。あえて言うなら、私はもっとチェローズにも活躍してほしかった。いや、悠季も富士見に帰ってきて、これから出番も増えるはず?!これからもますます目が離せなさそうなフジミ。もちろん、必読の一冊でしょう。 お帰りなさい読み始めてまもなくの二人のいちゃいちゃべたべたには、あてられ気分が強くて……勝手にやっちゃっててくれ気分。アクの強そうな新キャラの登場や身内のごたごたもあり、まだまだ波瀾万丈な展開になりそうなラストシーンだけど、ようやく富士見町へ戻って来た悠季には、圭でなくても安堵感を強く抱いた。ああようやく戻って来てくれたんだな、と。今回最大の爆笑シーン。多分作者秋月こお様には、そんな意図は全くなかったんだろうなと思いつつ。買い物へ出かけると言う悠季に「どちらまで?」と訊ねた圭への返事。「スーパー田丸。午前中タイムサービスで、ティッシュが安いんだ」……そりゃああれでは、ティッシュの消費量もハンパじゃないよね、みたいな。下品ですみません(^_^;)
話の内容を簡単に説明すると、世間知らずの男の子と金持ちの養子の青年の話。 男心と女心。男向けのマンガは女心が描けていない。女向けのマンガは男心が描けていない。
それは小説でも同じだ。これはまことに女向けの小説であるが、私はこれを読んで驚いた。男心が克明に描かれているのはまだしも、女心までも十分にそして健やかに、美しく書いてあるのだ。
私達は、いつだって人間の描けている物語を熱望している。そこに、この本だ。21世紀にはインターネットとこの本さえあればいい。