二人のお初シーンはノベルズに収録されていないようなので、
ノベルズで読んだ方も、是非コチラでもう一度読んで下さいませ★
『暗闇の封印―邂逅の章』『暗闇の封印―黎明の章』と続きますが、これ一作でも充分完成されています。 闇色の神話 なぜルシファーは天上界より堕ちてゆかねばならなかったのか、それを物語るもう一つの闇色の神話がここにあります。 「影の館」なる暗部をも擁する天上界は、緻密に壮麗に描かれています。それも読み進むうえでの大きな喜びの一つでした。
軸となるのは、力天使ミカエルが天使長ルシファーを、禁忌を踏みにじってまで求めるその妄執と愛です。やがてそれは大きな渦のを巻き起こし、そこに神をも含めた天上界の住人たちを巻きこんでゆきます。
ミカエルがおもうさまルシファーを愛してむさぼるたびに、ルシファーの運命とその天使長にふさわしく光輝くばかりの容貌も変容してゆき、読み進むにつれ緊張感と焦燥感が高まりました。 たいへん楽しい読書時間をもてて、幸せでした。