作家の庭中さんが、ラブストーリーを書くために、編集者(男)にラブストーリー通りに行動するように指示すると言う話なのですが・・。これでも相当素っ頓狂な人なのに、それ以上に変なところが次々に出てきて楽しいです。
それだけでなく、初めての恋を庭中さんが自覚するシーンなどは、切ないという言葉でしか表せません。お相手さんもなかなか大変ですが、その大変さをさしおいても、庭中さんの涙は綺麗でした。
さりげない表現をされる方なのでとても読みやすい文章でした。涙なくしては読めません。切ないという言葉がぴったりの作品だと思います。